今回協力してくれたメーカーさんは、褐熬|さんで〜す。
ありがとうございます。
 
今日は墨の工場だよ。
雑学王    へぇー楽しみ!
   げんくん(G)      かねちゃん(K)                
1、すすを採集する                  旧                        新
 
 
 
昔は土器式で松の木を燃やしてたんだよ
  今では自動採煙になって、なたねあぶらから1度に大量に
  つくれるんだって。
すごいね!
2、にかわを溶かす
 
 
にかわってなに・・・?
動物の皮・骨などを煮出してできるゼラチンを固めたものだよ!
そ〜なんだぁ
3、すすとにかわと香料を充分に混ぜ合わせて、かくはん機で粗練あらねりする。
                               
4、墨玉を手もみ・足練りする
 
 
ここからは手作業なんだね。
  お餅みたーい!
職人さんは、手足が真黒になってやっているのね。
  そうなんだよ!1つ1つていねいにこねてるんだ。
作業終了後によごれを落す為、お風呂に入るんだよ。
だから職場にはお風呂が設置してあるんだね。
そうそう。
5、型いれ・型出し
木型に入れ、プレスでおさえる。
  
 
 
はみ出した部分は、「カンナ」で削るんだよ!
 へぇ〜。
6、乾燥@
 木灰に入れて、墨の水分が抜けるまで
 毎日灰の入れ替えをする。7日〜20日
 
 
 
   
えーっ、毎日ー!!ビックリ。
 根気のいる作業だね!
7、乾燥A
 わらで編んで天井からつるします。
  30〜90日 空気乾燥する。
 
 
 
   
えーっ、最高90日もー!!
  またまたビックリ
8、完全に乾いたら、灰やゴミを水洗いして、すばやくふきとり、うわぐすりをぬります。
9、磨き
 
 
 
 
ハマグリの貝でつや出しをするんだよ。
  えーっ、つや出しはハマグリを使うんだぁ。
10、桟積さんづみをし、さらに乾燥する。
 
 
 
 
やっと、いつも目にする墨になって来た!
11、彩色
 
 
 
 
手書きで、とってもていねいだね。
12、箱詰め

 
わぁー、長かった。
 墨って出来るまで職人さんが本当に手間暇かけてるんだね。
  大事に使わなくっちゃぁ。
  なんだか墨がすりたくなって来た。
ちょっとまってて。職人さ〜ん。ひとつ下さい!!
  大切に使ってネ
            
今日はとっても勉強になった!!ゲンくんのおかげだね。ありがと〜   どういたしまして。
協力:株式会社呉竹
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